絶対にこうなっていると言うわけではないのですが各社のギターを買い漁ったり人のを借りたり

内部写真を撮って各社の違い・・・判りますかね??

基本的にはマーチンのコピーばかりしか持っていないのでびっくりするような違いはなかなか出てこないのですが・・・

とりあえず撮りためていたのからかき集めてみました

 

MORRIS SPECIAL W80(60?)

TF以前の縦ロゴです

なぜか2回文字入れしてあるのがいくつか・・・

ライニングが独特です 寺田製のギターに多く見られます

SPECIALの印

ネックブロックにはグレードを表す印があります このバック補強がちょっとセンターからずれてるのも寺田に良くあるみたいです(笑

Xブレーシングとの接触地点に切り込みが入っていてロワーブレイシング等のはがれを押さえていると思われます

ネック部

SUZUKI W-200M

上下ライニング切れ目無し

SUZUKI W-400

同じSUZUKIでも上位機種は特徴的なネックブロックです

JUMBO J−80

これも上側のライニングが切れ目無し

JUMBOのネックブロックは独特です

これもXに切りかきあり 外の小さいブレーシングは平板形状

ARIA G-500

これは切りかきから少し飛び出していますね

X部にガーゼがありません 交差部が大きくなっています

ARIA D-30

アリアドレッドノートシリーズはスキャロップ入り 合板でも鳴るんですよね

BLUEBELL W-800

KISO SUZUKI W-800

携帯の画像なんで荒いですがこれも突き抜けています Xの外にブレイシングありません

KISO W-200

同じく突抜で外が無し どうやら木曽に共通事項のようです

上にちょんと乗ったネックブロックも特徴的

RIDER R-400D

 ライダーは隠しロッドでは無いんですよね

FERNANDES W-500

調べてみたらライダーとFERNANDES W-500は上部の肩幅が同じ292ミリで他のドレッドより

ほんのちょっと小振りでした つまり同じ型枠で制作された可能性が強いと・・・

S.YAIRI YD-305(レフティ)

ガーゼの張り方も丁寧です

判りにくいのですが 寺田とは明らかにライニングが違います

SQなのでネックブロックも違いますね

 

如何だったでしょうか 使い回しの画像も多いですけど(^^;

並べてみると各社の作り方の微妙な違いが判りやすいかと・・・

え?YAMAKIの特徴? うーーん 年代、機種ごとに 結構違いがあって

基本的にこうだって決め手には欠けますね・・・

YAMAKI F-170

あえていうなら初期のFタイプの特徴といえるこのネックブロックでしょうか?

それと70年初期のタイプはX部以外に 1弦側のクロスにはガーゼが貼ってあることが多いようです

6弦側は貼ってありません(ごらんの通りあちこち剥がれかけていますので修理中)

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