LEGACY L-999

 


トップ Solod Cedar  ブレイシング Scalopped
サイド・バック Rosewood ヘッド Rosewood
ネック Nato トップインレイ Maple
指板・ブリッジ Ebony ロゼット 1-peace Maple
サドル/ナット Blass バインディング Maple
スケール 640mm ポジションマーク Pearl one point logo on 5th flets
胴厚(ネック/エンド) 100mm/122mm 塗装 Stained mat finish
ネック幅(ナット/12flet) 43.5mm/54.8mm ペグ Indvidual rotomatic
横巾 250mm/395mm   Rosewood bridge pin

00サイズ(?)のオールドスタイル


当時のカタログの文句を引用すると
「Legacyとは遺産とか古きもの等の意味があります
Legacy Seriesはその容姿通り古き時代の遺産を生かしたアコースティックギターです
何百年前のアンティークなギターそしてアコースティックギターの原点を現代の試作技術が
ここに甦らせました Legacy シリーズはまさにアコースティックギターの遺産です
今までのアコースティックギターのイメージを打ち破った斬新なオリジナルデザイン・シンプルな
ボディに現代音楽の要望であるトランスデューサーが内蔵されています(Eシリーズ)
バリエーション豊かなサウンドを生み出すLEGACYシリーズは未来に残る名品です」


届いたL-999は擦り傷は結構あり20フレット近くの左右に軽い打痕があった
トップには軽くバースト塗装がしてあるのでうかつなリペアは出来ない
せいぜいかくれん棒等でのごまかしが精一杯
ブラスサドルが高さはあるのだがブリッジに埋まり込んでいる
もしかするとEシリーズと同じブリッジでそのぶん埋まり込んでいるのかもしれない
とりあえずあまりにも低すぎてチューニング後1弦がサドルのところでびびるので
やむなく2ミリ程度の鉄をサドル下に入れて下駄としてみた
Y70D/D66SW以外にもYAMAKI/DAIONのスキャロップされたモデルを今回また見つけたわけだが
L-9,L-99がはたしてスキャロップなのかどうかは現時点では不明

サウンドホールは直径93mm YAMAKI通常の100mmより一回り小さい(F-2100は103mm)
音はどう表現したらいいのか・・・ブラスサドル・ナット特有の響きだ
「スキャラップ特有の低音」をほんのわずかに感じないでもないがボディサイズの事もあり
低音よりも中高音が際だつ作りになっている
フィンガーでつま弾くと長いサスティーンが気持ちよい

同じLegacyということで車の前で1枚 字のごまかしかたが汚いのはご愛敬(^^;


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